主人公はカフェの美人オーナー★「嘘とコーヒーと甘いキス」★ヤクザみたいな刑事と刑事みたいなヤクザ?

画像
こんなこと言って申し訳ないのですが、あんまり期待していなかった本が、意外とよかったりして(失礼)
思いがけない、発見をしたようでうれしい
桜 遼さん。実は、雑誌でちょっとだけ読んでいたコミックで、途中で雑誌を買わなくなってしまったので、
今回コミックスがでて、やっと思い出したんだけど。
正直、上手な絵ではないのですが(ごめんなさい!)、何と言うか、
朴訥っぽい感じが味があって、小説の挿絵なんか描いてると思わず読んでしまったりします。

若いカフェの美人オーナー榎野(かの)(むろん♂よ)は、
毎日店にやって来る、いかにもヤクザ音羽似、困惑している。
この若さで、カフェを経営してるってのもチョット気になるけど、いきなり地上げ屋に捕まって、
イプされそうになっているところを、さらに柄の悪そうな音羽に助けられて以来、音羽は日参してくるのだ。
おかげで嫌がらせはやんだのだけど、今度は音羽の存在が気になって仕方ない。
ある晩、地上げ屋に店に火をつけようとしている男達に捕まった榎野を、助けたのは、やはり音羽
実は、ヤクザではなくて、4課の刑事だった~~。


画像さて、クイズです。
左の「後書き」に書かれている人物二人。
上のメガネ下のヒゲ面
どちらがヤクザで、刑事でしょう?

ま、タイトルにもあるしこう書いたら懸命な皆様は、上の”いかにも”怜悧な”検事って風貌の方が以外にもヤクザで。
街であったら、絶対、避けて通りたいような外見の音羽ちゃんが、
暴対課の刑事だって、わかりますよね~~。

そうなんですよ~~。私が気に入っちゃったのは、あらすじで紹介した第一話じゃなくて、
この一見刑事、どう見てもヤクザには見えない。
矢崎のでてくる第二話
「鍵と告白」の方が気に入ってしまったのです~
しかも、主人公のカップルよりその実はけっこう冷酷な生粋のヤクザだった矢崎の過去の”S"とのストーリーの方が~~。

作者さんも、どうもそうだったらしくきっちりその後の第3話で矢崎の過去のストーリーが主題になっていました。

画像そうそう、扉に続くカラーピンナップもその矢崎恋人のツーショットだった~。(これは、後から気がつきました~)

お話は、晴れてラブラブになった榎野(かの)音羽
新婚さんのような甘い生活を夢見ちゃう榎野なんだけど、
音羽イマイチよそよそしい態度に、不安を感じちゃって…。
そんなときに、榎野カフェにやってきた、クールなメガネの矢崎と、言う男。
音羽と、馴れ馴れしげにする態度に榎野は、すっかり矢崎を同僚の刑事だと思い込みます。

ところが音羽は、理由も言わずに

あいつ(矢崎)には近づくな
と、言いつけるだけで榎野の話を聞こうとしない。
そんな音羽ついにキレちゃった榎野は…

ある日、また店に訪れた矢崎は、
「音羽のことが知りたいか?」
と、榎野を誘い出し……

ほほほ、音羽にとっては、身も凍るような危険な状態なんだけど、
わたしが心惹かれたのは、榎野を拉致した矢崎が、言うせりふです。


薬で動けない榎野の服脱がせて「なんで服を…?」脱がせるのか?と、
問う榎野に、身体検査だよ」と、とぼけた答え。でも
「君が音羽のことを知りたいように。
俺は、君が音羽のなんなのかを知りたい。」


知ることと引き換えに、すべてを失うとしてもそれでも知りたいか?と言う矢崎

二人の間に、昔、何があったのか…


その次の矢崎の言葉が印象的でした~~
「昔…音羽には私物を無断借用されかけてね。」
取り返そうとして、引っ張りあったら壊れてしまった。」
「手元に置いても治らないから、治るまで触らないことにした。」
「俺のものを壊しておきながら
音羽は自分のものは壊されたくないと言う。不公平じゃないか?」


そのころ、音羽が会いに行った吉野と言う男。
彼だけが知っている矢崎の携帯の番号。
その番号を使うときは…?矢崎が死ぬ時。

二人の過去はいったい…。音羽との関係は…

いやはや、本当に榎野ちゃんと音羽君のお話より、
こっちのお話の方が、おもしろいよ~~。



「甘く闇にみだれて」は、そのの過去のおはなし。ついに、矢崎が主人公になった!

ストーリーは、前作の決着がついてやけぼっくいに火がつきそうな二人から始まります。
この男が、どれほ紳士ヅラをしていようがヤクザはヤクザだ。
相手を篭絡するための手段は選ばない。しかも、身体で落すのは得意とするところだ。

と、重々分かっていながら「またいいようにしてやられるのかもな」と、
分かっているくせに、その懐に飛び込んでしまう吉野
二人は昔出資者と、投資会社の経営者と、言う立場で出会ったらしい。
いかにも、穏やかな紳士然として現れた矢崎
まんまと、彼の手練に乗ってはまり込んで行く。。

そこへ、出張ってきたのが暴力対策課のデカで、吉野の幼馴染だったらしい音羽でした。

吉野が、警察に自分の情報を売ったと思い込んだ矢崎は、
ヤクザの本性を丸出しにして、拉致した音羽に拳銃を向ける
自分は、決しておまえを裏切ってはいないと!その拳銃に向かって行った吉野が…


いや~~。笑っちゃいけないんですが。美味しいお話でした。。。
この後も展開も、なかなか泣かせますぜ~~。お客さん~~。

表紙カバーの、ギャルソンスタイルに憂いを含んだ表情で、ヒゲオヤジに絡まれる麗しの美男と野獣もよかったのですが。

冷酷クールなインテリヤクザと純情オトメンの、
うっかり嵌ったヤクザなも、
なかなかよかったです~~。あら、気がつけば作者さんのお名前も桜遼
わざとじゃないけど、イマドキにふさわしかったのね。
いや~~。思いがけない、ええコミック読まさしてもらいました~~。
ありがとうございます~~。
嘘とコーヒーと甘いキス (アクアコミック)

この記事へのコメント

2008年04月21日 22:21
poppy-23様☆こんばんは♪

poppy-23様のご紹介してくださるノベルズは1編で終わるのではなく主作品にサイドストリーが次々に展開して脇役に華を添え、主作品をさらに引き立ててくれるものが多く楽しさ数倍デス♪
矢崎と恋人のツーショット
この美形の彼は吉野サンとは違うのですかぁぁぁ(;゚д゚)
知的ヤクザの矢崎氏も素敵ですが、チョットむさくるしくて男臭い音羽ちゃん、きっといい味を出しているのでしょうね・・・(o^-^)b
2008年04月22日 01:31
ゆのさま★こんばんは。
いつも、コメントありがとうございます。
えっと~。すみません。これコミックなんです。短編が4~5話載っています。最初のストーリーのシリーズで2話(2話は前後編)。矢崎の話1話。
あとは、別筋で2話。かな?全部、渋い系で、、よかったですよ~。
>この美形の彼は吉野サンとは違うのですかぁぁぁ(;゚д゚)
いえいえ、すみません。矢崎と吉野氏です。その美形が、吉野氏。
>知的ヤクザの矢崎氏も素敵ですが、チョットむさくるしくて男臭い音羽ちゃん
そうなんですよ。普通は、わたしもこっちのヒゲオヤジの音羽ちゃんが好きなのですが、今回は、冷酷非情な矢崎の見せたセンチメンタルなロマンチストぶりに、やられちゃいました~~。(≧▽≦)
今回は、ヤクザと刑事攻めの二人がいい味出し合ってくれましたよ~。
ゆの
2008年04月22日 04:22
poppy-23様☆こんばんは♪

>今回コミックスがでて
↑poppy-23様がちゃんと書かれているのに~゚+.(*ノェノ)゚+. スミマセン
コミックスと認識し、かの美形が吉野サンとお聞きし(やっぱりですね!!!!!)
>その拳銃に向かって行った吉野が…。
>引っ張りあったら壊れてしまった
>その番号を使うときは…?矢崎が死ぬ時
矢崎&吉野カプの結末が気になります・・・(;゚д゚)
2008年04月22日 04:59
ゆのさま★おはようございます。
もう、お目覚めですか~?今日も一日がんばってください。わたしは、そろそろ寝ます~。再びのご来訪、大感激です~~!!
>矢崎&吉野カプの結末が気になります・・・(;゚д゚)
おほほ。コミックスでは一応の決着は見ておりますのよ。これは、やはり読んでいただかないと~。新しいので、まだ新刊として書店であるかも知れません。
ゆの
2008年04月22日 05:36
amazon、注文確定のボタンをポチっと押してしまいました(〃▽〃)
2008年04月22日 13:05
ゆのさま★わお!でも、損はさせませんぜ~~。
観尽
2008年04月23日 08:55
poppy-23様☆おはようございます

わあ、これおもしろそうですね!
久しぶりにコミックスのレビューですよね!(違う?)
本の中身は露知らず・・・・poppyさんのレビューだけで
もうこれ絶対面白いですよね!
という事で私もチェックしとかないと!




2008年04月23日 10:52
かなたさま☆こんにちは。
は~い。とってもおもしろかったですよ~。
これは掘り出し物ですぜ~~。だんな~。って、感じ?^-^)
まあ、だいぶ私の主観が入ってるんですけど~。
最後は、本筋の主人公の”榎野”ちゃんより”矢崎”と”吉野”の方が
ずいぶんと存在感があったあたり、ちょっとかわいそうな主人公でしたが、
案外、まだシリーズが出るかも?
書店で見かけたら立ち読みデモしてみてください~。
ゆの
2008年04月29日 07:06
poppy-23様☆おはようございます♪

ヨカッタですよぉ~(≧w≦)b
今、同僚サンに「とってもいい作品だから読んでみて」と貸し出し中です♪
音羽と矢崎、風体は違っても似たもの同士なのでしょうか・・・どちらも大人の男性で魅かれますぅ
poppy-23様が印象的だったと仰っている矢崎のセリフ
彼にとって吉乃はかけがえのない存在だった 彼の本音ですね
ラインの細い絵はワタシ好みでした!!!!
poppy-23様のおかげでまたまた素敵な作品に巡り会うことができました
(〃▽〃) アリガトウゴザイマス
2008年04月29日 09:39
ゆのさま(^-^)いつもありがとうございます。
>今、同僚サンに「とってもいい作品だから読んでみて」と貸し出し中です♪
そんなに、気に入ってくださったとは…!感激ですぅ。
しかし、お仕事の同僚様とBLコミックのお話が出来るなんて。
いいですね~。わたしも近所にBL友達が欲しいなあ。
あ、でも、ブログではゆのさんや皆さんがいるので~。
>印象的だったと仰っている矢崎のセリフ
そうでしょ~?いいでしょ~!!!
「取り返そうとして、引っ張りあったら壊れてしまった。」
とか「治るまで触らないことにした。」とか、、非情なヤクザのくせして
センチメンタルなところのある、矢崎がすごくおもしろ~~!!
桜さんも、なかなか言い感性ですよね。わたしも、これから注目していきたいです。こちらこそ、ゆのさんに、そこまで気に入っていただけるコミックをご紹介できて嬉しいです~。

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