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zoom RSS ついに書いたよ、主人公がBLに走らないBL「最果ての」英田サキ★篠塚参事官を幸せに計画やいかに…。

<<   作成日時 : 2010/01/24 19:30   >>

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画像「篠塚参事官を幸せにしてあげて…」
そう願ったのは、英田サキさんの今でこそ代表作ともなった
「エス」シリーズの下ろし小冊子still recall が送られてきた時からかもしれません。でも、私より心ある読者の皆様は、「エス」シリーズ中から、作者、英田さんに、「篠塚参事官を幸せにしてあげて…」コールを繰り返しておられたようです。(英田さんの後書きに、そう書いてありました。)
でも、やっぱ決定的になったのは2008年9月の「デコイ」http://96862016.at.webry.info/200809/article_5.htmlの時です〜。
お話としては、エスとは、まったく離れた独立したストーリーでしたが、
一部、微妙に登場人物が重なることがありました〜。

実は、この物語の陰のフィクサーとして篠塚参事官
現れたとき、私は思わず…!
やったぜ英田さん!
って、心の中で叫んじゃったくらい!
以下は、デコイの記事で私が篠塚さんを紹介した一文です〜
篠塚参事官は、"エス”の主役椎葉の義理のお兄さん。
椎葉が解決しようとした事件の大本になったヤクザの抗争で、
椎葉の姉であった妻を身ごもったまま誤射されて殺されてしまった過去を持っています。
そして、すったもんだの事件を起す義弟を心配してあれこれ、手をまわし、助けながら。
弟は、さっさとヤクザをやめた宗近とラブラブHappyになっちゃったのに、一人取り残されて、孤独に独身生活を送っていた人なのです。
"エス”の、読者全サの小冊子でも、親友と鍋をつついたりはしてチョットは、あったかみをうかがわせてくれたんだけど。
一人取り残された仕事人間の、孤独と悲哀が背中に漂って…


画像うん、まさにその通りなんですけど〜。
でも悲しいかな、やっぱり篠塚さんは「デコイ」では脇役でした。
それも自分が差し回した部下が、
まんまとターゲットにとって食われて相手の術中に陥り…
殺人を犯したばかりか、あげくはとっとと奪われちゃった〜〜
って、言うコマンダーとしては最低な結果に終わっちゃった、苦い登場となったのでございます。

「……大事なものは、いつも
この手の中から零れ落ちていく……。」


デコイの中の篠塚の慟哭の一文で。
ここに彼の心情が吐露されています…


そして、ついに迎えました!!!!!「最果ての空」
篠塚参事官が主人公だ〜〜!!

今度こそ篠塚参事官を幸せにしてください〜!





画像惚れても手に入らない男  そんな男に恋した男は……
警視庁公安部外事第一課第四係の刑事であり、
ウラに属する江波郁彦は、ある日、秘匿追尾していた男に尾行を見破られるという失敗をおかしてしまう。
そしてその日、上司に呼び出された江波は、
そこで警視正、篠塚秀之からある事件の班員に指名される。
篠塚は若くして公安部部長に次ぐ地位にあり、
一見穏和だが常に冷静で、なにを考えているのかわからない男だ。
江波はある事実から篠塚に反抗にも似た感情を持っており……!?
事件にはできない事件を追う、男たちの静かな闘いの物語!

篠塚は3人兄弟の末弟らしいけど、末っ子ぽいイメージは無くて、
亡くなった妻の弟である椎葉を、兄として見守り支え、
ほのかな愛情を持っていたらしい…。
それが、男同士の恋愛感情であるのか?
純粋に身内としての家族愛であるのか…?
実際の家族愛に縁遠そうな篠塚の家庭環境から鑑みても、
紙一重の危なげな心理がうかがえます〜

さて、今回主人公は篠塚参事官なんですが〜〜。
普通だったら、カップルの相手になるはずの、もう一人の主人公。
江波郁彦君。
篠塚江波の出会いはやっぱ、主題は兄と弟…。
奇しくも江波の兄は篠塚参事官の悪友と言うか、親友と言うか同期入庁のキャリア官僚、
警視正:警視庁警務部参事官兼主席監察官神津俊卓(モノクロの表紙にでてきている黒髪の方)

江波は無鉄砲で直情型、しかも縦型の官僚体制をけっして良しと受け入れないアウトロー的志向。
しかも、なにより優秀なに対する反発と盲愛的な依存感。
篠塚さんに「とって江波は、義弟、椎葉の生き写しとでも言うべき存在…?
とにかく、格好の興味をそそられる対象であったのだ〜〜!!

画像
しかも、これってBL小説なんですよね〜。
なんつうか、とりあえずBLな部分が必要なんですよ。
どうやってBLが入るのか?
もしかして江波の兄の神津篠塚さんの過去に
そう言う設定でもあり?とか思ってたんだけど…。
いえいえ、さすが英田さん、
江波君が当初からBL部門を担当してくれました。

彼は自分がBL体質であることに、何の疑問も葛藤も持たず。
(持っていたかもしれないけど、表面に現すほどでもなく)
男の恋人を持ち、かつまたその事実をに逐一報告しているほどのブラコンであったのだ〜〜。
彼にはすでに伊澤と言う恋人がいて、
これがロシア人ハーフの元ダンサーと言うかバレリーノと言うところが、
クセモノなんですよね〜〜。

お話的には、江波達はロシア人のスパイ容疑者を追っかけているんですよ。それなのに、自分がロシア人とハーフの男性と関係を持っていることに、何も疑問を感じていない
江波甘いよ、私にだってすぐ気がついたのに…。

しかし、ここらへんは切れ者の篠塚さんが、キッチリ上手いことやってくれます〜。

正体を暴かれた伊澤との、立ち回りのカッコよさ!
しかし、篠塚さん、ほんまに、かっこいいよ〜〜!!

そうそう、篠塚さんって優秀なんですけど”エス”の時には、ここまで切れ者だと思わなかったの。
それが、クールだし頭は良いし、立ち回りもうまいし、自分自身の権力使い方もできる。
一見、優しそうで、地味そうなんだけど、すごくシャープだし、きつい時はキツイし、
とにかく頭脳派でカッコいいのよね〜〜!
江波なんか、もうボンボン扱いされても、無理ないって。

最初は、篠塚に反発していた江波だけど、、次第に篠塚を意識し始め、、、
そして、気がついたら篠塚に恋をしている自分に気がついて…

酔ってグニャグニャになった頭で考える。
腕の中に篠塚を閉じ込め、自分はなにがしたいのだろう。
下心があって家に上がったわけではない。なのに、なぜかこんな状況になっている。
惚れたのだろうか?それともただ欲望を抱いているだけなのだろうか?
正直言って自分でも良く分からない。
わからないが篠塚を見ていると、時々、奇妙な衝動に駆られる。


うおおおお!やったぜ!ついに篠塚さんカップルできあがり〜〜!!
それ行け〜!江波、やっちまえ。でも、どっちが受けるの〜〜?

と、俄然ワクワクしちゃったんですけどね…。
そうそう、江波はどっちでもイケるんですよ〜。
例の恋人とも、その日の気分で受けたり攻めたりしてたみたいでした。
私的には、こう言うのも好きなんですけど〜。

「俺の下で喘ぐあなたが見たい。
俺に許しを請うあなたが見たい。…」

〜篠塚の顔は相変わらず穏やかなままで緊張感の欠片もなかった
少しくらい、顔色を変えてくれれば引き下がれることもできたのに〜。


すごく、期待したんですが〜〜。


画像そうなんです〜〜。。。篠塚さん、堕ちませんでした。。。
英田さん、後書きで
「篠塚と言うキャラがすでに確立してしまっている分、
無理やりどうこうするのも難しく…」
と、お詫びされていました。


最終的にも江波篠塚に最後まで振られてしまいましたが〜。
(最後に、江波を振り切る篠塚の心情が切なく、胸が痛いです〜〜)
きっと、彼はこの後、篠塚として、
宗近に奪われちゃった椎葉の代わりの役割をしてくれるんじゃないでしょうか?
ラストでは、江波の兄の神津が、失脚してしまい。
警察組織から去ってゆきます。
その時に、江波篠塚失恋したことまで神津に打ち明けていたと言うことが分かるのですが…。
神津自身も、篠塚に惚れていたかもしれない。
と言う、思わせぶりな言葉を残して去って行くのです

エスシリーズで本を出すのは、これが最後だそうですが、
江波単独の主役でスピンオフが出るんじゃないかな?
って、言う期待も持っちゃいますね

作中で、うれしかったのは、すっかり平和なカタギのカップルになっちゃった
宗近椎葉が度々出てきてくれたこと。
(椎名と一緒にいる篠塚を見て、江波がヤキモチを焼く辺りが最高です。)
もはや、篠塚さんは椎葉の父親のような立場になっちゃってますね。
(しかも、椎葉は弟とか息子じゃなくて"娘”位置。)

私自身気がついていなかったのですが、今日は、このブログの3周年記念日だったそうです。
(ゆのさん、教えてくださってありがとうございます。)
その記念するべき日に、大好きな"エス”シリーズ最終作品の
感想をアップすることができてうれしいです。
英田さん、最後に篠塚参事官の物語を描いてくださってありがとうございます。
名作、エスシリーズ。これで最後だと思うと、淋しいですが。
これからも、もっともっと面白い作品を書いてくださいね。期待しています。




画像



作中で、江波達を悩ませたロシアのスパイ外交官”バラニコフ”を、篠塚が政治的手腕を発揮して
国外退去に持ち込んだ、技!すごいです。こんな法的措置があるなんて、初めて知りました。
お勉強にもなりました。

ペルソナ・ノン・グラータ
外交官が、拒否されること。これが「ペルソナ・ノン・グラータ」である。
この拒否はいつ何時でも一方的に発動でき、またその理由を提示する義務はない。
また、接受国が提示することにも問題はない。
一般には、スパイ事件などの犯罪を犯したにもかかわらず警察当局の出頭要請を拒否した外交官に対し、
接受国外務省から駐在公館を通じて、「あなたは我が国に駐在する外交官に相応しくないので
本国へお引取り下さい」と正式に通告することで発動されることが多い。

「ペルソナ・ノン・グラータ」は接受国が有する唯一の拒否手段であり、これ以外の手段
(強制送還、身柄拘束)を用いて外交官の非行を制裁することはできない。
ただ、日本において、発動した際の多くは発動前に当人は日本から出国している。
なお、例外として、派遣国が外交特権取り消しに同意した場合は一般市民として拘束できる。
杉原千畝 - ソ連よりペルソナ・ノン・グラータを受けたため、リトアニアに赴任していた。


最果ての空 (shyノベルズ)
大洋図書
英田 サキ

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「エス」シリーズの最 ...
描写の丁寧さに読後満 ...
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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
poppy-23様☆こんばんは

ブログ3周年記念おめでとうございます〜
英田さんを語るpoppy-23様はいつもとどことなく違います(o^-^)b
これからも素敵なBLレビュー、そしてpoppy-23様ファミリーの記事を楽しみにしていますぅ〜
ゆの
2010/01/25 17:56
poppyさん、おめでとうございます!
(実は・・、私はここに来て初めて知ったわけでして、ごめんなさい。)

あ〜!!!こんなのが出ていたのですね?!
知らなかった〜!
Sシリーズ見なきゃ!
早速、明日買ってきます!
ケロ
2010/01/26 03:14
ゆのさまいつも、ありがとうございます。
今回も、ゆのさんに教えていただかないと、
自分のブログの記念日なんて覚えていませんでした。
>英田さんを語るpoppy-23様はいつもとどことなく違います(o^-^)b
そ、そうですか?どんな風にちがうんでしょう?
いつも、応援していただき、ほんとうにありがとうございます。
これからも、ダラダラ記事ですが、がんばります。
poppy-23
2010/01/26 13:57
ケロ師匠コメントありがとうございます。
私も、ゆのさんに教えてもらうまで、自分が3周年目だって
ことすら、知りませんでした〜〜。はははは。
>あ〜!!!こんなのが出ていたのですね?!
>知らなかった〜!
やった!師匠の知らない本をご紹介できたんですね。
すみません、感想記事を書くのに時間がかかっちゃって。
昨年の12月に出てたんですよ〜。
椎葉がいっぱい出てきますね。
poppy-23
2010/01/26 14:00
poppyさま、サイト記念日おめでとうございます〜
面白いものを作るだけでも大変なことなのに、それを長く続けられるなんて、本当にすごいと思います。
これからもpoppyさまらしく、きらびやかなBLレビューやほんわかな家族日記えを楽しく作って、そして私たちを楽しませてくださいね!

『エス』シリーズ、かっこいい挿絵ですね〜!それにお話も面白そう。何よりpoppyさまの愛がひしひしと感じられるレビューですね☆
poppyさまは英田サンという方が本当にお好きなんですね(*´∇`*)
東風
2010/01/27 01:36
poppy様☆サイト3周年おめでとうございます♪♪♪
(あはは!!ワタクシもここに来て知った☆☆☆)
これからもお互い色々と頑張りましょうね♪♪♪
れいレイ
2010/01/27 05:33
東風様コメントならびにお祝いの言葉
ありがとうございます〜。
と言っても、何の記念のイラストも描けてなくて〜。
>面白いものを作るだけでも大変なことなのに
きゃっ!そんな風に言っていただいて…。
ありとうございます。このブログは、完全に私のストレス
発散の場所と言うか?それと、皆さんとネットを通じて交流させて
いただいて、狭い世間の主腐にかけがえの無い生きがいを
いただいた、大切な場所でもあります。東風さんや、たくさんの
皆さんに、励ましていただきどれほど救われたことか。
本当にありがとうございました。
>『エス』シリーズ、かっこいい挿絵ですね〜!
そうなんです。奈良さんは、大好きなイラストレーターさんの
お一人です。"エス"シリーズは奈良さんにとっても
英田さんにとっても、代表作と言えるんじゃないでしょうか?
シリーズが終わっちゃうのは悲しいですが、また新しい
作品に期待したいです。
poppy-23
2010/01/27 13:48
れいさまありがとうございます。
私自身が、全然覚えていなくて〜〜。
こんな私なのに、お祝いのコメントをいただいちゃって。
感激です。レイ様も、いろいろたいへんだし、お忙しいですよね。
お互い、焦らずのんびりやっていきましょうね。
細く長く〜〜
poppy-23
2010/01/27 13:49
こんばんは。

サイト記念日おめでとうございます!!
楽しく、妖しく、耽美な小説漫画のレビューを読むたびにどきどきして楽しい気分になりますお忙しいとは思いますが、これからもブログを楽しみにしていますので、頑張ってくださいね
みっちゃん
2010/01/27 18:33
こんちわ(^O^)
サイト3周年おめでとう(*^▽^)/
3年。。。その間のpoppyさんの読書量を想像すると、恐ろしくなりますが。。。
これからも、BL情報期待してます〜。

2010/01/28 11:08
みっちゃんさまこんばんは。
お祝いのコメントありがとうございます。
>楽しく、妖しく、耽美な小説漫画のレビューを
あひゃひゃ。文字にされると、こそばゆいです〜。でも
妖しく、、うれしいかも…?
どんどん間遠になる更新ですが、自己マンのストレス解消ですので
顰蹙かと思いますが、のんびり続けさせていただきます。
みっちゃんさんのような、温かいお言葉をいただいたら
「●●もおだてりゃ、木に登る〜」って
どこまでも、走って行っちゃいます。
ありがとうございます。これからも、よろしくお願いします。
poppy-23
2010/01/29 03:15
Kさま祝福のコメントありがとうございます。
>読書量を想像すると、恐ろしくなりますが
そうですね。自分でも、恐ろしくなります。
最初のうちは、どんなに面白くない(と、感じた)本でも
もったいないから!と、全部読んでいたのですが、
最近は、好みじゃないお話だと、すっ飛ばしながらナナメ読みです。
こんなお粗末な体たらくですが、少しでもみなさんに
素晴らしいBL本の情報を提供できましたら、、
それが、私の最高の喜びです。これからも、よろしくお願いします。
poppy-23
2010/01/29 04:10
poppy様3周年おめでとうございます♪
そうか、もう何度も記念日を一緒に過ごしてきましたよね〜!!!
レビューは、もとより日常のささやかなお話から大イベントまでと
いつも楽しませて頂いて感無量です。
これからも明るく元気で素敵な女性でいて下さい。
私もpoppyさんをお手本に頑張ります〜。
china
2010/02/05 12:13
chinaさまコメントありがとうございます。
お返事がおそくなってすみません。
そうですね〜。ブログを初めていろんな記念日
たくさん!実生活では、まったく意識されない出来事も
ブログを通じてみなさんに祝っていただいて…
感激をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。
chinaさんの記念日も、どうぞお教えくださいね。
poppy-23
2010/02/10 04:15

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