ブログ開設10周年は「キャメロット最後の守護者」☆ラブリー君高校受験☆合格祈願中!。

画像「キャメロット最後の守護者」ロジャー・ゼラズニィ
この本は、もう20年以上前から私のお気に入りのSF小説です。
いや、正確に言ったら25年?もっと前…
大好きなロジャー・ゼラズニィ、もう亡くなってしまったそうです。
すごく淡々とした気負いの少ない文章。の割りにすごい発想力に基づいた(当時としては)斬新な物語。もう夢中でした。
この本はゼラズニィのデビュー作から1980年当時までの最新作までの中・短編集です。
大好きな本だったのに、結婚後、気がついたら無くなっていて…どこを探しても無くって。もう一度、購入しようにもその時は絶版になってるし、当時は中古本でも出品は無かったので。
あの素晴らしい世界が二度と読めないのか?と、絶望しました。
(今は、中古本が出品されています)


さて、ウェブリブログからメールが来て、今年で私のブログが開設10周年だと知らせてくれました。あ~。もう10年かあ。
そう言えばラブリー君が5歳の時に始めたからなあ。
そのラブリー君が15歳になったってことは、やっぱ10年経ったのね。
たぶん、昨年までもウエブリブログさんは私の経歴を教えてくれました。


        
最初に書いた記事は "BL日記No1「国境の蝶」" でしたね
  http://96862016.at.webry.info/200701/article_1.html
2年目は "一周年ありがとうございます。(^ω^)ノ感謝の気持ちと愛を込めて…☆(^з^)-☆Chu!" でした
  http://96862016.at.webry.info/200801/article_14.html
3年目は "好みのキャラなのに筋がイマイチ?「ブレイクアウト 美しい棘」佐々木禎子★「夜に咲く花」「不浄の回廊」" でした
  http://96862016.at.webry.info/200901/article_5.html
4年目は "ついに書いたよ、主人公がBLに走らないBL「最果ての」英田サキ★篠塚参事官を幸せに計画やいかに…。" でした
  http://96862016.at.webry.info/201001/article_4.html
5年目は "「ごんぎつね」の続きがあったら?ラブリー君の「その後のごんぎつね」☆「画家と音楽家」" でした
  http://96862016.at.webry.info/201102/article_1.html
6年目は "どうやら5周年?☆思春期男子純情系☆男の花道" でした
  http://96862016.at.webry.info/201201/article_1.html
7年目は "萌どころ…それぞれ☆「萌えの死角3」今市子" でした
  http://96862016.at.webry.info/201302/article_1.html
8年目は "愛よりも友情か?恋よりも従属か?「王様と二人の料理人の話」鳩村 衣杏☆ブログ7周年は受験の年。" でした
  http://96862016.at.webry.info/201401/article_1.html
9年目は "「ここで死神から残念なお知らせです。 」榎田 ユウリ「メッセージ」魚住くんシリーズ3" でした
  http://96862016.at.webry.info/201501/article_1.html


なんだそうです。そうでした、昨年は榎田 ユウリさんの「ここで死神から残念なお知らせです。 」
の記事を書いたら、父が亡くなって…。。。ちょっと因縁めいたことを感じました。
まあ、父は87歳でだいぶ弱っていたので、いつそうなってもおかしくない状態だったんですけどね~。
一時は、ほとんど放置ブログになりかけていましたが、やっぱり一番大好きなBLの、その感想を語り合える相手がまったくいない状態の私には、このブログは唯一、自分自身の本音を語れる場なんです。


ものぐさで、日記も3日も続かない(そもそも書く気がない)私が、後半は一ヶ月に一回とはいえ、10年間も
ブログを続けて来られたのは、やはりこのブログで出会えたお友達のみなさんのおかげ。
そして、時々いただける気持ち玉のおかげだと思います。

新しい記事に早々に目を通してくださる、お友達の皆様。
時々、偶然にこのブログを通過して、読んでいただき気持ち玉をポチっとしてくだささる皆様。
本当にありがちうございます。
私が今日現在まで、ブログを続け通けて来られたのも
ダンナのパチンコ依存症で2度の大借金に打ちのめされようとも、、、
妄想の世界で生きることによって、なんとか現実に絶望せずにがんばって来られたのは
やっぱり、このブログで皆さんの励ましをいただいたおかげです。


さて、冒頭で紹介しました「キャメロット最後の守護者」なんですが
すっかり無くしたと思ってガッカリしていたのですが、引越しのときに本棚の奥から折れ曲がって
シミだらけになって、出てきました!!表紙カバーも無くなっていましたが!
もう一度あのすばらしい物語の世界に出会える!本当にうれしかったです~。
内容は、どの短編も面白くて素晴らしいのですが私が特に好きだったのが
「フロストとベータ」と言うお話です。
フロストはコンピューターです。舞台は、人間がすべて死に絶えてはるか後の地球。
人間のいなくなった地球はコンピューターロボットにより保全管理され、たくさんの労働するロボット達が立ち働いています。
フロストはその中でも北半球の管理を任されたロボットでした。
彼は、少し変わり者のロボットで趣味を持っていました。その趣味の対象は”人間”でした。
人間の遺物に興味を持ち、人間の思想に興味を持ちひいては人間そのものに興味を示します。
実はフロストは、彼の上司であるコンピューターソルコンによって
権力闘争の道具にされていたのですが、当人(いや当機と言うべきか?)はそんなことに傷ついたりしないで
(まあ、機械だからもともと感情はないはずなんですが)自分の興味の対象の遺物を提供してくれる
モーデルと言う放浪ロボット(実は、上司ソルコンの敵対者の差し向けたもの)と共に世界を旅して人間の遺跡を調べたり、自身で絵を描いたり彫刻を作ったりします。
感情のないはずのフロストですが、自分の描いた油絵が芸術ではない。
と言われて、自分に取り付けた目と腕を引きちぎったり、と言う人間らしい行動を取ったりもします。

画像フロストに対して、南半球の管理コンピューターにベータ・マシンと言う存在がありました。
ベータ・マシンフロストが本来進入してはいけない南半球に立ち入った時にフロストに退去するように勧告します。

そしてフロストが北半球に帰った後、自分がフロストに退去を勧告したのは自身の本意ではなかった。と謝罪のメッセージを送って来ました。これもベータ・マシンの人間くさい行動です。
実は、日本語訳の影響なのでしょうがベータ・マシンの通信の言葉は丁寧で若干やさしい感じです。
さあ、ここから”秘密の花園”です。
フロストベータ・マシンは機械であり当然性別はないのですが、、
彼らの交流は、私にとってワクワクする方向を感じさせました。

フロストは最終的に人間になろうとします
人間が残した最後の土地、ブライトデファイルにて。

ついに人間の体を手に入れたフロスト
そしてフロストは、まだ機械のままでいるベータ・マシンに呼びかけます。

そのくだりが大好きなんです~。

「こんにちは、ベータ。この詩を聞いてくれないか。
”遥か彼方から、夜と朝と十二方位の風もつ彼方の空から、
命の素が吹き寄せ、私を織り上げた。いま私はここに在る”

「知っています」ベータはいった。
「ではこのあとは?」
”…一息の間ながら私はとどまり、まだ散りはしない。疾く私の手をとり語りたまえ、あなたの胸のうちを”」
フロストはいった。「あなたの極は冷たく、そしてわたしは淋しい」


わたしのワクワクは最高潮です。
「でも、わたしには手がありません。」ベータが返します。
フロスト「では手をあげようか?」


でも、最後の一行を読んだ時…わたしのワクワクは見事に打ち砕かれました…

最後の一行には、こうありました。

彼はフロストと呼ばれた。彼女はベータと呼ばれた。

ああ、そうよね。女性だよね。普通はそうよね。いくらコンピューター同士で、淋しいから人間にするって。
男同士になったって生産性ないもんね。

最初っからベータ・マシンは女性形だったんだわ。どうりで物言いが優しかったんだわ。

まあまあ、最後はそんなオチでしたが。物語は本当におもしろかったんです。
もう遥か昔、わたしがBL雑誌や小説なんてものがこの世にあるとは思わなかった時代に
普通の小説やSF小説を読んでは頭の中で、BL形態に妄想変換していたんですよ~。
そのころからの愛読書でした。いつかは、ここに書きたかったのですが
今回ブログ10周年の感激の勢いで書いてしまいました。
途中で出てきた「伝道の書に捧げる薔薇」も、同じくロジャー・ゼラズニィの名短編集です。
「キャメロット最後の守護者」には挿絵のひとつもありませんので、
文字ばっかりになっちゃうのもさびしくて。挿入しました。



遥か彼方から、夕べの方、朝の方から   十二方位の風吹きめぐらす彼方の空から、
  私を織りなす生命のもとが、   ここへ吹き寄せた、私は今、ここにある。

  さあー一息の間、私はとどまる   まだちりぢりにならずにー
  疾く私の手をとり語りたまえ、   君の心のうちを。

  さあ話し給え、私が答えよう、   君の助けになるように、
 さあ、  風の吹きめぐりゆく十二の方位へ   果てない道へ私が旅立たぬ間に。
    A.E.ハウスマン      「シュロップシャーの若者」より






                                






さて、いよいよ今年はラブリー君が高校受験の年なのです。神様へのお願いは
「ラブリー君が第一志望の高校に合格できますように」
の一言です。


画像



実は、もう私立高校の受験が2月10日で目前です。
一応、模試ではA判定が出てはいるのですが、、、ちょっと今、大変なことになっています。
なんとラブリー君が志願した私立高校が大人気で、40人募集に専願60人、併願880人
倍率23.1倍なんです~~。ウソでしょ?たぶん大阪の私学で一番の倍率じゃないかな?
ラブリー君の受験するM学院高校は私立でも自由な校風で知られていて、それでいて勉強もしっかりやる学校です。
しかも、実は公立高校で結構レベルの高い高校を受験する生徒たちが滑り止めに受験することでも有名なんです。
(実は、恥ずかしながらラブリー君もその一人で、、、)
そでが滑り止めどころか、、、ものすごい倍率になっちゃって…。どうしよう?
いえ、本当はラブリー君の第一志望は公立高校のT高校なんですが、、。
実は、実力的にちょっと無理かな?とも思っています。それでも、どうしてもラブリー君はT高校を受験したい!
その熱意に負けて、わたしもラブリー君の意思を尊重しました。
T高校は、これまた大人気の高校で倍率も高いこともさることながら、文武両道質実剛健をモットーとする
たいへんレベルの高い高校で、お勉強ができるのは当たり前。その上でスポーツもクラブも課外活動もこなさなけれ場ならない。
と言う、入ってみてもけっこうしんどい高校なんです。
正直なところ、お勉強はできるけど体育や美術、技術・家庭科は苦手なやや自閉気味のラブリー君には
向いてるとは思えない高校です。もう少しレベルを下げれば、十分入れる公立高校はたくさんあるのですが、
ただひたすらT高校を目指して来たラブリー君には、もうほかの高校は目に入らない様です。

画像そこで、poppy家では私立高校なんてとても通わせてあげられない。って思っていたんですが
なんとか気持ちを入れ替えて、塾の先生に薦められたM学院高校に決めたんです。
自宅からも自転車で通える場所にあって、途中までは姉のスィートちゃんと同じ通学路。
制服も無理に買わなくていいし。何より、私学なのに修学旅行費が安い。
校舎もきれいで、説明会に行った時に聞いた在校生のみなさんのコメントや先生方の話がとても楽しくて。
母としては、公立のT高校よりも私立のM学院に入ってもらいたいくらいの気持ちになりました。

中学の先生からも「ラブリー君は公立よりも、勉強に専念できる私立高校の方が向いている」
と、言われて専願を薦められましたが、どうしてもラブリー君のT高校への熱意は変わらなかったのです。
ところが!ここに来てM学院高校のとんでもない倍率
もし、私学で失敗しちゃったらT高校も受験することができません。

今から、わたしがクヨクヨ考えてもどうしようもないのですが、、
よりによっての運命のいたずらを恨まずにはいられません。
でもでも、こう見えてもラブリー君は模試で全国5万人中750番くらいにはなった学力の持ち主。
(これって、自慢できるレベルなのかな?)
きっとラブリー君は合格できる。合格するに決まってる。
ラブリー君はとってもがんばってるんです。
南海電鉄の「学文路駅入場券」すべらない砂付も買いました。
頭のよくなる食事メニューに、インフルエンザに罹らないようにR-1ヨーグルトも毎日飲んで
絶対合格間違いなし

ですよね~。神様、どうかラブリー君を合格させてください。よろしくお願いします。
(写真はだいたい8年前のスイートちゃんとラブリー君です。高知県安芸市でタイガース電車の前で記念写真を撮りました。)



                                 




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この記事へのコメント

2016年01月30日 09:18
10周年おめでとうございます!
・・・ってことは、私のブログも同じくらいなんですよね~。
で、長い付き合いになりますね♪
知り合えたご縁に感謝、です!!

ラブリーくん、すごく狭き門を目指しているのですね?
専願だけで1.5倍なのかぁ…。
親としては、気が気ではありませんよね~。
あと少し! らぶりーくん、がんばれ!!
2016年01月31日 13:47
 こんにちわ
いっぱい書くことあるna~(笑)・・・まず
poppy-23様 ブログ開設10周年おめでとうです♪
これからも続けてほしいです☆・・・そして
ラブリー君の高校GETできますように◎
猫の世界からのメッセージ!より◎
「フロストとベータ」・・・解説にワク×2です
人が登場しないところにけがれ無き精神を感じました♪
ロボットは元は人が製作したもので・・・したがって
マナーやデリカシーやエチケットなど×2・・・いろ×2
以前の人間世界で悪いとさえる行為は
悪意はインプットされてないと感じました☆
だからなのか・・・フロストの語り口調が
現世界でのとてもキレイな言葉使いと感じる宝塚劇団♪
bokuは観たことないけど・・・その中のセリフ口調に
とても似ているようにも感じました「イメージです(笑)」
でも紐解けば・・・人って元はみんな女性と言われていて
男性はけっこう無理して男らしくふるまっている感は・・
bokuも含め これは事実なのだと思います(笑)
人が子孫繁栄のために無理して男女に分かれたのなら
フロストは無理して男性型に仕上げられたんだとも思い
フロストを製作した者の
すりこまれた愚かさも感じました(笑)
愛って性別は関係ないのだということを
ロボットからおしえてもらえるこの作品!
いつかわからないけど ホントに読んでみたいと思った
おもしろかった~です ありがとう◎ 
ゆの
2016年01月31日 16:29
poppy-23様
ブログ10周年
おめでとうございます
poppy-23様の楽しい記事に、素敵なファミリーのお話を拝見させて頂いた10年
これからも宜しくお願いします
取り急ぎ、ラブリー君の入試
2016年02月02日 13:54
かおり様コメントありがとうございます。
そうなんです。10年ですって。あっという間だった様な気がします。
いつも仲良くしてくださってありがとうございます。
ラブリー君、ちょっと大変な状態です。大阪市の高校入試はここ数年、改正改正で
受験生は振り回されてばっかりで、とってもかわいそうです。
荒波ですがなんとか、がんばって乗り越えてほしいです。
皆様の声援がラブリー君を支えてくれると思います。
来月にはよい報告ができますように。ありがとうございました。
2016年02月02日 13:58
アメネコ様コメントありがとうございます。
とても丁寧なコメントをいただいて感激です。
ラブリー君、たくさんのみなさんに応援してもらって幸せです。
きっとがんばってくれると信じています。
「フロストとベータ」本当にとっても素敵なお話でした。
機械であるフロスト達から見た、人間の存在や考え方、いかにして人間であるか?
などを考えさせてくれる面白い作品でした。
ぜひ、機会があれば読んでみてください。今は、アマゾンでも中古で出ています。
>愛って性別は関係ないのだということを
>ロボットからおしえてもらえるこの作品!
そうですね、最初はフロストもベータも無性の存在でした。
私も気がつかなかった点をアメネコ様から教えていただきました。
こちらこそ、ありがとうございました。
2016年02月02日 14:00
ゆの様コメントありがとうございます。
こちらこそ、いつもゆの様の存在に励まされ、楽しませてもらっています。
ラブリー君、みなさんに応援してもらって幸せです。
良い報告ができますように、がんばってほしいです。

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