NON Tea Room/SHOOWA★前作から成長が素晴らしい!思わず、切なさに胸キュンです。

画像NON Tea Room/SHOOWA (花音コミックス)
いや~~。裏切られました。。。思いがけず、キュンキュンです
前作の「Nobody Knows」 は、
http://96862016.at.webry.info/200705/article_5.html
シリアスで、不思議感覚で読んでいたら、突然ぶっ飛びギャグになっちゃったりして。
まあ、新鮮な感覚がおもしろくて気になっていた作品でしたが。
今回は、思いがけない切ない系のお話になっていて~~ 。。


俺を好きになればいい
はじめて誰かのかわりでもいいと思った…
それが恋の始まり。


う~~ん。ねっ、ねっ。
なんか、なんか、でしょ~~~。(何が、”なんか”じゃ~!?)

アマバンドのベーシスト・ケンタは、プロデビューを目前にしたバンドの
ギター・連次を紹介された。
屈託なく笑う連次ケンタの心はいっぱいになっていくが…。


とにかく、前作から絵が格段に上手になってます
すごく、きれい!ケンタ君は、キレイ系のイケメンで、
ちょっと繊細でクールと言うか、穏やかなタイプ。
周りの、デビューを目指して萌えている仲間に比べて自分の熱意がどれほどのものか?
疑問を抱えている。

一方、連次は、今にもデビュー寸前と言うバンドのセカンドギターなんだけど、
見るからにバンドリーダーのアーサー(本名:浅田)に、恋をしている様子。

実は、最初に読んだときにケンタ
自分のバンドのリーダーを好きなのかアーサーを、好きなのかなって、
わからなかったんです。でも、もう一回読み返して、、、
そっか~。最初にケンタ連次が、アーサーを、健気に慕っている様子を見て
それが、気になっちゃったんだな~~。と、分かりました。

その時に、すでにケンタは、連次が、好きだったのね~~。

友情から、同情、愛情?に、ゆっくりと変化していく心の動きが
静かなケンタのタッチで、描かれていて
とても優しく、しみるお話でした。

アーサーを、慕ってる連次アーサーの彼女との仲の良い場面を見て、
傷ついていたのを目撃したケンタは、

だれかのかわりでも、いい…。

と、連次を抱く…。。。

素直に、ケンタにもたれかかり気持ちを寄せていく連次
しかし、急速に接近した二人にアーサー連次と、自分の過去を…


               


「だれかのかわりでも、いい。」とまで、考えたケンタが、
「やっぱり、かわりなんてイヤだ!」と、ひざを抱えて泣き崩れる。。


オレは今まで恋の愛もしたことがなくて
今、それの本質に気づいてしまって
それがショックなだけなんだよ…

(自分の本当に気持ちに気づいて、戸惑うケンタ)

ドア越しに携帯電話を掛けながら、呼びかける連次
姿が、切なくてううううう。

言葉のない、表情で表現する繊細な空間が、とても優しい。

本当に、素敵な感覚です~~。


最後は、ちゃんと連次ケンタを、しっかりとつなぎとめます。
この、意外な強さが、またいい!!

ケンタに嫉妬した、アーサー「俺達の邪魔をするな!」
と、しっかり抵抗する連次は、彼の素直で柔軟な
強さを見せてくれます。
(これも、けっこう"強い受け”なのね)
若き美形青年同士の穏やかな恋は、ハードなBLに爛れた
腐女子なおばさんの気持ちまで、クリーンにしてくれました。。。



                                    


「Nobody Knows」の、続編と言うべき作品
「Wipe it」も、よかったです。

前作で、”ススム””モドル”と名づけられた二人。
いつか、身体をつなぎ合う関係になったのだけれど、
ある時”ススム”が、”人形”かもしれない!
現場を見てしまった!
それでも、”ススム”を受け入れて付き合っていく二人だったけど、、
いつしか、”ススム”の様子がおかしくなって来て、、、

う~~ん。この人の、セリフのないコマ賀暗示的に見せる
表情や気持ちの変化が二人の気持ちを、代弁するかのようで。。。

二人の不安や迷いや優しさが、きれいに表れています~~

寝ている、”ススム”の胸に耳をそばだてて
「心臓の、おとがしてたぞ」

静かに背中で驚くモドル
”ススム”を人形なのか?人間なのか?
と、疑いながらも、彼の優しさが手放せないモドル


「おまえの事を考えると
ショートしそうになる。」


抱き合いながら、自分が動かなくなった時の処置を告げるススム!
ススムは、いったい人形なのか?
人間なのか…


                                    


結果的に、”ススム”はクローンだったのです。
それも、人為的に作られたために障害を持っていて、
その障害をカバーするために、身体にAI(人工知能)を
埋め込んでいたのでした。

いや~~。このくだりを読んだときは、マジでホッとしましたよ。
シリアスと言うか、不思議なくらいモードから、パラパラと謎が解き明かされていく様は、
目の前のカーテンがゆっくりと開いていって、日の光が差し込んでいくようでうれしかったなあ。

このコミックスのテーマが「身代わり」だってことも
最後に、”ススム””モドル”
ススムの、オリジナルとなった本人のもとに
会いに行ったところで、解き明かされますが。。。

まあ、どんなでしょうね?ある日、自分のクローンが目の前に現れたら。


全編、すごく人間的で繊細で切なくて…、
(ちゃんとエロっぽい部分もしっかりあるし~~)
優しい気持ちがあふれている素敵なお話でした。。。

画像書き下ろしの、ギャグは萌えてて良かったなあ。
この「むっつり」で、やることやってそうな、
実は存在感のあったケンタ
見てみたいな。

次回作、期待してます~~!

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この記事へのコメント

  • るる

    こんにちは
    これは是非読みたいです
    今日の帰り早速買いに走りそうです(汗)
    切ない系っていいですよね
    最近マンガをかくようになり、
    表情でそれを出すこととか
    演出とかすごく大変だと思います。
    ぜひ勉強のためにも
    買わないと。。。
    2007年12月18日 12:42
  • 凛子

    poppy-23様、こんにちゎ☆

    +。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
    この絵の感じ、凄く好きですっ!!!!!!!
    そして話の内容も凄く好みです、絶対買おうっ♪
    『俺を好きになればいい
     はじめて誰かのかわりでもいいと思った…
     それが恋の始まり』
    切な過ぎます、純粋な思いをこうやって飾り立てて言い聞かせて
    それで納得してた時に本当の気持ちに気付いて。
    その時の相手の気持ちや行動なんかにも喜びや寂しさがあったり
    そんなイメージで気になりますっ!!!!!!!!!!!

    自分のクローン、怖いなぁ~。
    こんなテンションの阿呆が2人いたら人生終わる気がする。(笑)
    2007年12月18日 16:25
  • ゆの

    poppy-23サマ☆こんばんは♪

    >だれかのかわりでも、いい…。
    そんなの駄目よ!!! もっともっと自分の存在を大事にして!!(・_\)
    せつないお話で泣くのが大好きです・・・だから
    >やっぱり、かわりなんてイヤだ!
    この展開によりいっそう惹きつけられます
    若い青年の迷い多き恋物語、なんだかイイナァ(o^-^)b
    ある朝、自分のクローン!?
    自己嫌悪まっしぐらになります・・・
    2007年12月18日 21:53
  • poppy-23

    るる様★こんばんは~。
    早速のコメントありがとうございます。
    コレは、本当に「やられた~!」って、感じでしたね~。
    オススメですよ~。
    >最近マンガをかくようになり、表情でそれを出すこととか
    たいへんですよね~。脳内妄想でストーリー作ると自分の都合のいいように妄想しちゃうし~、実際、作画だけで間をとるのってテクいりますよね。
    揺れる青年の微妙な心理…。るるさんの素敵なイラストの雰囲気にも
    ぴったりだと思います~。
    2007年12月19日 01:28
  • poppy-23

    凛子さま★こんばんは。
    >この絵の感じ、凄く好きですっ!!!!!!!
    お気に入ってもらって、わたしもうれしいです。
    表紙よりも、中のモノクロも素敵ですよ~。前作のときからすると
    線がシャープになってとてもきれいになっていて、作家さんの成長ってすごいですよね~。
    >切な過ぎます、純粋な思いをこうやって飾り立てて言い聞かせて
    >それで納得してた時に本当の気持ちに気付いて。
    う~~ん。凛子さんの表現方法のほうが素晴らしいなあ。
    いつも、自分のボキャの少なさに苦労しています。
    つたない文章から、汲み取っていただいてうれしいです。
    >自分のクローン、怖いなぁ~。
    そうですか~?ノビタみたいに、宿題やってもらったり…?
    凛子さんのクローンだったら、ぜひもう一人くらいほしいかも?
    2007年12月19日 01:34
  • poppy-23

    ゆの様☆こんばんは~。
    >せつないお話で泣くのが大好きです・・・だから
    切ない系はわたしも大好きです。しかし、コミックスでここまで完成度の高いストーリーは久しぶりかもしれませんね。本当に、これは傑作です。
    >若い青年の迷い多き恋物語、なんだかイイナァ(o^-^)b
    う~~ん。そうですね~。”甘酸っぱい”って奴ですか?
    おや、どちらかと言うと”ほろ苦い”かなあ。ケンタと連次の
    互いを思いやりながら、素直に進行していく恋は、波乱万丈のヤクザなBL小説ばかりを読んでいる、おばさんの私には新鮮でピュアで最初は、ケンタの本心が見えにくかったですが、読み返してますます、その素晴らしさに感動しましたよ。ここんところ、数回、読み返したコミックスは久しぶりです。
    ゆのさんにも、気に入っていただいたようで、うれしいです。
    2007年12月19日 01:41

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