ファンタジーというよりはメルヘン?実はBL小説でした。「牛泥棒」★木原音瀬

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「牛泥棒」なんてタイトル見たら、どんなお話だと思います~。まあ、ウエスタンかな~?(実際あったし)
でも本当は、まるで日本昔話。。。時代は大正時代くらいかな~?田舎だけど、あたりまえの日常生活に当たり前のように、
人が死ぬ時に現れる「白い蛇」や、子供を助けてもらいに来た母親を無情にも、ペロリと食べてしまう「沼の主の大蝦蟇」や、主人公の掌に”飼われている子鬼”の話が…。

雨月物語か、柳田邦夫か?はたまたこれは坂口安吾?いいえこれは、木原音瀬(このはらなりせ)さん著。現代の人気BL作家さん、高知県在住です~。

村の、造り酒屋の息子亮一郎は、下男の”徳馬をつれて上京し、大学で助手として働いていた。。。
亮一郎は、実は下男の徳馬を愛している。ただ、言い出せない。
徳馬は、昔から不思議なものが見えたり、子鬼を飼って遼一郎を悪い妖怪から気づかれないように守っていたりしている。

実は、この本の表紙イラストが、いい感じだったので思わず買っちゃったけど。木原さんの小説は、前回の「WELL」が、どえらいクラ~~イ、なんとも救いの無い惨いストーリーだったので、次回からは中身を良く確かめてから買おう!
と、固く誓ったにも関わらず、あっさりと新刊で買ってしまった。
ま、今回は「WELL」みたいな悲惨なストーリーではなかったので、よかったです~~。なんで、いきなりファンタジーというか?メルヘン?ちっくな、日本昔話風ロマンスでございました。しかも、年下攻めだし、年上美人は純真な書生スタイルで、妖怪退治までしてくれちゃう。なんだかサービスてんこ盛り~

「牛泥棒」は下男の徳馬が、沼の主の大蝦蟇亮一郎の母親の形見を分けてもらうかわりに、村の祭りの時の神に捧げられた「牛」を、盗んで沼に沈めていたことでした。「牛泥棒」が発覚して、警察に捕まった徳馬を助けて逃げたさきは、牛を沈めたかの沼!二人の愛のために、奇跡は起きるのか?
やさしいお話しでした~。BLシーンが無ければ、教科書にのせてもいいくらいじゃないでしょうか?

このわたしの「萌え」ポイントは、徳馬を牢屋から助け出した時に、なぜか彼はをしていなかったんですよ~~。こりゃてっきり、警察に陵辱されたのか~?と、思ったらなんと、徳馬亮一郎が、好きで一度亮一郎にくちづけされてから、と、いつ、襲ってもらえるか?と、期待して下穿きをつけていなかった!ですって~~。可愛い!可愛すぎる。。ええい!亮一郎きっちり襲わんかい~!!

続編は、徳馬サイドの語り口になります。椿の妖女のお話しです~。(ああこわかった。)
彼の世界観によるともう、世間は魑魅魍魎の妖怪だらけらしい…。。
二人が恋人同士になってからは、亮一郎は、年下の亭主よろしく働いて、は家事をとりしきり貧しいながら、ままごとのような夫婦(夫夫?)生活も微笑ましいです~。

続編にでてきた、新しい家の近所にすんでいる「お千枝さん」が、切ない系の大人のいい女でしたね~。彼女のクロウトっぽいしゃべり方がよかったなあ~~。


こんな優しいお話が書けるのに、木原さん。なんで、「WELL」みたいなストーリーを書くかなあ?BLに日々の癒しを求めているおばさんには、こういう優しいお話しがうれしいです~~。

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この記事へのコメント

  • 凛子

    poppy姉様、こんにちゎです(*ゝω・*)ノ

    タイトルだけ見ると、全く想像つかない内容ですゎ。(笑)
    まさか、そんな時代のメルヘンで可愛いお話だったとは!!!!!!!!!!
    そんなに優しく柔らかいお話とは、何気に萌えポインツです☆
    早速チェックしに行かなきゃ、アハハン♪

    下穿きナッシングには驚き&ニヤニヤ万歳☆
    何て可愛い素直な子なの、オバチャン大好き!!!!!!!!!!!(笑)
    これは襲わなきゃ男が廃るぜ、さっさと頂いちゃえ♪
    2007年07月11日 09:48
  • poppy-23

    凛子様★こんにちは~。
    早速にコメントありがとうございます~!
    >タイトルだけ見ると、全く想像つかない内容ですゎ
    でしょ?木原さんも後書きで、「仮でつけていたのがそのままタイトルになってしまった」みたいな事を言っていました。メルヘンとは言え、まあ、いろいろはあるのですが、でもマジで、遠野物語チックですね~。
    >下穿きナッシングには驚き&ニヤニヤ万歳☆
    そうなんです~~。大人しいので、意思表示ができないんですけど、、用意は万端だったんですね~。いや~、思いが叶ってよかったね~。
    2007年07月11日 11:16
  • ゆの

    poppy-23様☆こんばんは♪

    時代は大正時代くらいかな~
    が、もう萌えツボですぅ(^^♪
    この書生さん姿、たまりません・・・なぜ、明治は駄目で大正ロマンがOKなのか
    自分でもわからないのですが
    純朴・・・二人がそんな感じなのでしょうね ファンタジー込みで益々引きこまれます
    作者さん、挿絵さんどちらも存じないのですが、こういう柔らかい絵好きです
    作品「WELL」も存知ないのですが
    暗い、悲劇・・・そんなキーワード大好きなんです、私(^^ゞ
    それにしてもその時代の下着って・・・ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ
    2007年07月11日 20:13
  • poppy-23

    ゆの様★おはようございます。
    コメントありがとう。
    >・なぜ、明治は駄目で大正ロマンがOKなのか
    そういえば、「大正浪漫」とは言っても「明治ロマン」とは言いませんね。なせでしょう?ちなみに、「軍服シリーズ」は明治ですぜ。旦那。
    純朴ですよ。マジ純朴ですね。言葉遣いとか、、いいですね。
    >それにしてもその時代の下着って・・・ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ
    ずばり!男子は「褌」です!
    2007年07月12日 06:34
  • ゆの

    poppy-23様☆こんにちは♪

    えぇ~っ!!(@_@。軍服は明治だったのですね~
    そういえば大正は短いんですよね
    今日は一葉様が生きていたら今年・・・何歳?
    仕事中に変なことを考えていました
    きっと頑固一徹の男性ですね(^_-)-☆
    軍服3シリーズ、完読しました(#^.^#)
    2007年07月12日 17:51
  • るる

    こんばんは☆
    なんか深い感じのお話ですね。
    ファンタジーなのかホラーなのかBLなのか純愛なのか
    といった感じですね。
    嫌いじゃないですよ。でも褌の話いいなぁ~
    そういう考え方もあるんですね。純愛ですねvv
    2007年07月12日 20:56
  • poppy-23

    ゆの様☆こんばんは~。
    >えぇ~っ!!(@_@。軍服は明治だったのですね~
    はい、そうですよ。。えっと、きっとそのはずですよ。。
    だって、M天皇の皇子様は側室腹だったし~…?
    ま、そこいらへんは余り深く突っ込まないように…。
    >今日は一葉様が生きていたら今年・・・何歳?
    あそらく、あの方は短命でいらしたのではないでしょうか?
    でも、じじぃになっても綺麗でしょうね。
    軍服シリーズ完全読破おめでとうございます。
    2007年07月13日 03:29
  • poppy-23

    こんばんは☆るる様。
    コメントありがとうございます~。
    >なんか深い感じのお話ですね。
    おお!さすが、るる様。この作品の【深さ】をお分かりいただけましたか?(たぶん、深度3,000mくらい?)
    >ファンタジーなのかホラーなのかBLなのか純愛なのか
    そうなんです!!(・ω・)ノヾ!!
    ファンタジーで!ホラーで!BLで純愛なのです!
    なんと言っても【褌】にか限りますねえ!!
    作者さんも、まさかここまで【褌】で盛り上がると思ってなかったでしょうが、腐女子には、恐ろしい妖怪よりも樹内の感動よりも「褌脱いで、待ってます」が萌えなんですよね~。
    2007年07月13日 03:34

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